いくつものエリアが存在し、複雑に枝分かれした迷路のような構造の広大なマップの探索と、歯ごたえのある戦闘アクションを楽しめる横スクロールの2D探索型アクションRPG。
いわゆる”メトロイドヴァニア”と呼ばれるジャンルですね。
今回は、そんなメトロイドヴァニアゲームの中で高い評価を得る作品の一つ『アフターイメージ』のゲーム内容をはじめ、ゲーム野郎的な本作の初心者向けおすすめポイントをまとめて行きます。
目次
どんなゲーム?
それでは早速、『アフターイメージ』がどんなゲームなのかについて、
- ストーリー
- 探索
- アクション性
- 戦闘
- 育成・強化
- やり込み要素
これらの項目を個人的な感想を交えながらご紹介していこうかと思います。
ストーリーは理解するのが難しい?
厄災によって文明が崩壊した世界を舞台に、記憶を失った少女ライネが自身の記憶を辿るとともに、崩壊した世界の真実に迫る。
といったストーリーがボイス付きで展開されるのですが・・・
いろんなキャラクターと出会ってそこそこ会話イベントが発生するのは良いとして、ゲーム序盤から説明もない専門用語が飛び交うんですよ。
その為、イマイチ内容が分からず、そのうちストーリーについていけなくなって理解するのを諦めてしまった。それがゲーム野郎です。
実際、多くのプレイヤーが「ストーリーがよく分からない」と感じているみたいなので、ストーリーには期待しないほうがいいかもしれません。
探索し甲斐のあるマップ
色鮮やかに表現されたセミオープンワールドのマップはとにかく広くてボリューム満点!
名作メトロイドヴァニア系アクション『ホロウナイト』に迫るほどだと思います。
しかも、ただ広いだけではなく、様々なロケーションが用意されており、隠し通路やギミックも豊富で各エリアが作り込まれていて探索し甲斐のあるマップとなっていますよ!
マップが広くて自由度が高い分、行ったり来たりすることが多くなりますが、それもまた探索型アクションならではの醍醐味と言えますね。(適度なファストトラベル要素あり)
高いアクション性
操作性が良く、キャラクターはヌルヌルキビキビ動くので爽快かつスピーディーでテンポ感が良いです。
そして、
・攻撃速度、攻撃範囲、モーションがそれぞれ異なる6種類の武器(剣、双剣、太刀、大剣、鎌、鞭)が存在する。
・武器は2つ装備可能で、状況に応じて使い分けができる。
・コマンドを入力する(方向キーと攻撃ボタンを組み合わせて押す)ことで繰り出せるスキルが各武器で習得可能。
・遠距離攻撃など様々な効果を持つ魔法も扱える。
・2段ジャンプや3段ジャンプ、壁蹴りなど様々なスキルを習得できる。
これらにより、アクション性が高く、自分に合ったスタイルで戦闘アクションを楽しめるのも魅力のひとつですね。
ただ、スキルを出すときのコマンド自体は複雑ではないのですが、特にコントローラー(パッド)だと、コマンドを入力したつもりでも思うようにスキルが出なかったりする意外とシビアなコマンド判定なところはマイナス点でしょうか。
死にゲー寄りな戦闘
![](https://xn--sckyeod4587btbb.net/wp-content/uploads/2025/02/30b92de05d8b0435711e80fb7f9929ff-300x168.png)
道中では様々な雑魚敵が待ち構えており、そのどれもが慎重にしっかり対応しなければ余計なダメージを受けてしまい、下手すれば死んでしまうレベルの厄介さです。
また、ボスは攻撃が激しく受けるダメージもかなり大きいので、多彩な攻撃手段とダッシュやジャンプなどの回避手段を上手く活かして戦う必要があることで一筋縄ではいかず、何度も挑戦して適切な対応パターンを見つけながらの攻略が求められます。
そんなこともあって、ボタン連打やゴリ押しスタイルでの攻略は難しい”死にゲー”寄りの難易度といえ、歯ごたえのある戦闘を味わうことができます。
適度な育成・強化要素
レベルの概念が存在し、敵を倒しまくることでキャラクターのレベルを上げることが可能で、スキルツリーでステータスを上げたりスキルを覚えたりして自分の好きなように成長させることができます。
スキルツリーと聞くと、なんだか「複雑」「めんどくさそう」なんて思う人もいるかもしれませんが、ビルドらしいビルドが組めるわけでもなく自由度もあまり無いので、育成を考えるのが苦手な人も安心して育成できるかと思います。
逆に、育成・ビルド構築が好きな方は物足りなさを感じそうです。
その他、装備画面からは特定のアイテムを使用して武器の強化も行えるので、行き詰った時はレベル上げや武器強化をして再チャレンジ!って流れですね。
豊富なやり込み要素
・サイドクエスト
・探索の幅を広げる各スキルの習得
・装備品の収集
・HP/MPの最大値上昇アイテムの収集
・マルチエンディングの回収
・クリア後に解放される外伝的シナリオ
などのように、やり込み要素が満載なところもGOODなところではないでしょうか!
メトロイドヴァニアの中でも遊びやすい作品?
メトロイドヴァニア系の作品の多くは難易度が高めに設定されていることもあって、「面白そうと思いつつも敬遠気味」なんて方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが本作『アフターイメージ』です!!!
というのも、『アフターイメージ』は、敵やトラップから受けるダメージが大きく、ボスはもちろん雑魚敵も強いことから、高い操作技術や反射神経が求められるゲーム性で「かなり難しい」との声が多く上がる作品のひとつです。
しかし!!!
現在では、アップデートによって難易度の変更が追加され、【ノーマル】と【ハード】の2種類の難易度を選べるようになっています。
![](https://xn--sckyeod4587btbb.net/wp-content/uploads/2025/02/a1e7b07c6e59a9ce33b0bb5c4a4e9897-300x168.png)
難易度の違いとしては、
探索面では、【ハード】ではトゲなどのトラップに接触するとダメージを受けますが、【ノーマル】だと接触ダメージを受けないので操作技術が求められるエリアも心置きなく何度もチャレンジできます。
そして、戦闘では【ハード】と比べて、
①敵が若干柔らかい。
②敵からの攻撃や接触によって受けるダメージが低い。
上記のような違いがあります。
これにより、キャラクターレベルを適正もしくはそれ以上まで上げていれば、少々敵の攻撃を受けたところで即死することはほぼありません。
その為、回復しながら積極的に攻撃を当てていく“ゴリ押し”に近い戦法でも意外とボスを倒せたりします。
こんな感じで、【ノーマル】だとかなり難易度が緩和されて遊びやすくなっていることから、メトロイドヴァニア初心者におすすめで入門にもピッタリな作品ではないかと!
もちろん、【ハード】だとやりごたえ・歯ごたえがグンッとアップするので、上級者も満足できる内容になっていると思いますよ!
まとめ
ストーリーに難がある。
しかし、探索と戦闘は高水準で、やり込み要素も豊富でボリューム満点。
そして、難易度変更の追加により初心者から上級者まで楽しめる2D探索型アクションRPG『アフターイメージ』。
メトロイドヴァニアに興味があり、まだプレイしたことがない方は是非チャレンジしてみてほしい!
引用・出典元:『アフターイメージ』
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