2024年2月13日(火)に、PS5/PS4/Steam向けとして発売されたタイトルであり、奇抜なアートスタイルでなかなかにクセが強そう!
と思いきや、実は意外とそうでもない内容だったり。
今回はそんな『Ultros(ウルトロス)』がどんなゲームなのかについて触れていこうかと思います。
難解なストーリー
※https://www.youtube.com/watch?v=51fw9z6n96Yより
宇宙船が、宇宙を漂うステーション「サルコファガス(宇宙の子宮)」に衝突/墜落してしまいます。
そこは、「ウルトロス」と呼ばれる古代の悪魔が封印されており、脱出のできないブラックホールのループに陥っていました。
そんな中、目を覚ました主人公は様々な建造物、また、怪しげな生物や古代植物が生息するサルコファガス内部を探索し、そこで出会う住民たちとも対話しながら脱出を目指すことになります。
そういった感じのお話ですね。
注意点としては、理解するのは難しい内容となっているので、ストーリーも重視するお人はその点を踏まえてプレイするのが良いかも!
探索型アクション
本作は、メトロイドヴァニアと呼ばれるサブジャンルに属したタイトルとなっています。
メトロイドヴァニアとは?
基本的には、迷路のように複雑に枝分かれした広大なマップを探索し、様々なギミックを
くぐり抜けたり敵を倒していきながらクリアを目指す。
いわゆる探索型の横スクロールアクションゲームですね。
本作の場合は、どちらかというとストーリーは二の次で、探索&戦闘がメインと言えそうです。
色鮮やかなSF世界
※https://www.youtube.com/watch?v=51fw9z6n96Yより
本作は、敵を倒していきまくる内容の見下ろし型2Dアクションゲームにして、名作インディゲームのひとつ『ホットライン マイアミ』シリーズ。
の!
アートを担当している”エル・フエルボ”氏によってデザインされたサイケデリックな世界(ビジュアルデザイン)が特徴の作品となっています。
色鮮やかな極彩色で華やかなフィールドは、まさに芸術・美術作品そのもの!
この独特で奇抜なアートワークにより雰囲気は抜群ですが、鮮やかすぎるがゆえ、人によっては目がチカチカしたり、敵などいろいろと見づらかったりして疲れやすかったりするかも?です。
ループもの?
ゲームプレイにおいての大きな特徴となるのが、
ループしながら攻略していく
というシステムで、ボス的な存在であるシャーマンを倒すごとにゲーム序盤へと戻され、習得したスキルや集めたアイテムもリセットされた状態でやり直しになります。
しかし、完全に初めからやり直しという訳ではなく、特定のアイテムを入手していれば、その数だけのスキルを次のループへ引き継がせることができます。
そうやって、ループを繰り返して物語/世界の真実に迫っていく流れですね!
ちなみに、ローグライトっぽい感じはありますが、ループしてもマップが自動生成されるわけでもなく、敵やアイテムの配置も変化しないようです。
シンプル操作ながらアクション性あり
攻撃・ジャンプ・スライディング(回避)を軸にしたアクションは、複雑さは無くシンプルでとっつきやすい操作性と言えるかと。
しかしながら、
攻撃ボダンの連打で連続攻撃、ボタン長押しの溜め攻撃、スライディングからのジャンプ、カウンター攻撃、モーションキャンセル(攻撃やスライディング中にジャンプが可能)、スキル習得による攻撃アクションの増加。
などにより、シンプルながら接近戦主体のアクション性ある戦闘を楽しめるのではないでしょうか。
難易度について
昨今のメトロヴァニア系はというと、なかなかに難しめで歯ごたえのあるタイトルが多い印象を受けますよね。
で。『ウルトロス』も高難易度っぽそうですが!
回復もしやすく、連続攻撃をメインにスライディングやカウンターを適度に織り交ぜた立ち回りをしていれば、ボスであろうとそこまで苦労することなく倒せるような、
難易度低めの設定
になっているようです。
なので、ループを繰り返して何度もやり直すのが面倒臭そうに思いますが、ループしてもマップ構造は変化しないというのもまって以外とサクサク進めるのではないでしょうか。
まとめ
メトロイドヴァニア系の中でも特に尖りを見せるタイトル『ウルトロス』ですが。
正直、世間の評判はイマイチな模様。
しかし!
クリアするのに10~15時間程度と適度なボリュームで、苦労するほどの難易度でもないことから、メトロイドヴァニアの入門に良さそうなタイトルと言えるかもしれない!?
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