正直、イライラする要素が満載!!!
だけど、高い緊張感や達成感が味わえることで今では多くの人の心を掴んでいる高難易度アクションゲームのひとつで、Steamでは圧倒的な好評を得ている『九日ナインソール』のコンシューマー版が発売されました。
そこで今回は、本作のジャンルや難易度について触れていこうかと思います。
※Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X/Sに対応。
メトロイドヴァニア×ソウルライク
※https://www.youtube.com/watch?v=q0qRavEXznYより
本作は、中国三大宗教の一つである”道教”をベースにしたSFファンタジーと古代中国神話が融合したタオパンクな2D横スクローリアクションアドベンチャーなわけですが。
行く手を阻む道中の敵や強力なボスを倒していく、また、道中に配置されたトラップなどもかいくぐりながら広大なマップを探索していくマップ探索型アクション【メトロイドヴァニア】。
そして、探索・戦闘どちらのおいても一筋縄ではいかず、死亡すると経験値やお金などを落としてしまい、回収できないとロストする【ソウルライク】な高難易度死にゲー。
これら、メトロイドヴァニアとソウルライクの2つの要素をあわせ持つやりごたえ/歯ごたえ抜群のゲーム性となっています。
激ムズ!?
※https://www.youtube.com/watch?v=q0qRavEXznYより
攻撃は剣や弓など、回避アクションはダッシュや2段ジャンプなどを駆使するキビキビした動きでスピーディな戦闘を味わえる『九日ナインソール』ですが。
あちこちで激ムズとの声が上がっているようです。
では、どんなところが激ムズなのでしょうか?
・意地悪なトラップ?
・重ためのデスペナルティ?
・ボスのみならずザコ敵も厄介?
・回復アイテム使用回数制限あり&回復モーションあり?
・敵の攻撃を受けた時やパリィ成功時には無敵時間がほぼ無くて事故りやすい?
もちろん、上記のような要素を持つ死にゲースタイルとなっているからというのはあると思います。
しかし、これだけだと普通のソウルライクゲームですよね。
そこで本作には、『SEKIRO』のような「弾き(パリィ)」アクションが存在し、敵の攻撃にタイミングよくボタンを押すことでダメージ軽減や無効化することができます。
また、「弾き」に成功すると「気」が貯まって「呪符」を使った大技攻撃を繰り出せるため、単なる防御手段としてだけでなく、自身が攻撃に転ずるためのアクションとしても使えます。
これを聞くと、「無敵技で攻撃にも使えるから余裕そう」となりそうですが・・・
「弾き」は、タイミングがずれると時間経過で回復する一時的なダメージを受けてしまうというリスクがあります。
そして、「弾き」を駆使する戦闘。これはつまり・・・
真っ向からの殴り合いをしましょう!
と言われているようなもの。
なので、
結構な操作技術が求められる、また、敵の行動をしっかり見たり覚えたりする必要もあり、ほぼ確実といっても過言ではないレベルでトライアンドエラーを繰り返すゲーム性となっている。
これが激ムズと言われる所以なのではないでしょうか。
難易度の調整は可能?
特にボス戦では、基本的には弾き(パリィ)からの呪符攻撃を狙っていき、隙あらば通常攻撃をペチペチする流れになると思います。
その為、「弾き(パリィ)が上手くいかなくて苦手だ!」って人はなかなか攻略できない/先へ進めない事態になりそうではあります。
しかしご安心を・・・と言えるかは分かりませんが、本作では、
・戦闘と探索を楽しみたい人向けの【ノーマルモード】。
・ストーリーをゆったり楽しみたい人向けの【ストーリーモード】。
これら2つの難易度から選択可能で、【ストーリーモード】では進行中いつでもオプションから与ダメージと被ダメージの倍率を調整できるので、一応、難易度は下げられるようにはなっています。
そんなこともあって、死にゲーが得意な人/慣れている人以外は【ストーリーモード】でスタートすると良いかもですね!
まとめ
・メトロイドヴァニア&ソウルライクなゲーム性(ジャンル)
・トラップありの探索と、敵の攻撃をパリィする「弾き」アクションを駆使する爽快感とスピード感ある戦闘は、全体的に難易度がかなり高い。
・ダメージ倍率の変更による難易度調整が可能。
他にも、様々な効果を持つ「宝石」の装備、また、スキルツリーでの能力強化で自分スタイルにカスタマイズできる育成要素(ちょっとしたビルド要素)が楽しめたりもする。
こういった要素を持ち、可愛らしい見た目とは裏腹に激ムズ難易度で攻略できた時の達成感は半端なく、やりごたえ抜群なのは間違いないであろう『九日ナインソール』は、
『ホロウナイト』が好きな人はブッ刺さる可能性大!
だと思いますよ。
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