シリーズ最新作となる『ファイナルファンタジー16』。
今作は、従来の作品とは異なるナンバリングタイトル初の本格アクションRPGということもあって、購入に待ったをかけて悩んでいる、気になっている人は結構いたりするのかもしれない?
そう思ったので今回は、今作がどんな感じのゲームなのかをゆる~くご紹介しつつ、ネット上ではどのような声が上げられているのかについてもチェックしていきます。
『FF16』って実際どんな感じ?
※『ファイナルファンタジーXVI』ジャケットより
ここでは、未プレイの人が気になっているであろうポイント、
- ボリューム
- 戦闘(アクション)
- 探索
- アクション苦手でも大丈夫か
この辺について触れていこうかと思います。
ボリューム
クリア想定時間は、
初見でメインストーリーを中心に進めた場合は30~40時間ほど。
寄り道もしながらだと倍の70時間ほど。
※メインストーリーの3分の1(11時間ほど)はムービーシーンとなっています。
プラス、メインストーリーをクリアすると、
①つよくてニューゲーム
レベル、ステータス、装備品、アビリティ、召喚獣、所持アイテム/ギルを引き継いで最初からゲームを開始できる。
②ファイナルファンタジーチャレンジ
・クライヴのレベル上限が100
・敵が大幅に強化&配置も変わる
・+3以上の装備が解放(上位アクセサリも作成可能)
・武器「アルテマウェポン」作成可能
・QTEが発生した時にボタンと時間の表示がなくなる
・アーケードモードに「アルティマニアックチャレンジ」が追加
上記のようなやり込み要素が追加されるので、全体を見ればそこそこ遊べるボリュームとなっており、やり込み勢からしたら2周目からが本番といえそうです。
戦闘(アクション)
剣を使った近接攻撃と魔法による遠距離攻撃を主軸に、連続攻撃、溜め攻撃(ガード崩し)、間合い詰め攻撃、ダウンさせてからの追撃、強力な一撃。
そして、ゲージを溜めることで発動でき、一定時間パワーアップ状態になる”リミットブレイク”。
加えて、敵の攻撃に合わせてタイミングよく回避してからの反撃。
これらの攻撃/回避を組み合わせた戦闘は、
操作性が非常に良くアクションゲームとしての爽快感や歯ごたえはバッチリ!
また、敵に応じた攻撃の使い分けや、攻撃パターン(コンボパターン)を構成したりと戦略的な要素もあるのがGOOD。
もちろん、各攻撃のエフェクトや召喚獣アクションによりビジュアル的な派手さは申し分なし。
特に、ドデカい召喚獣が動き回る召喚獣バトルはカッコよくて迫力満点で今作の魅力のひとつでもありますね!
そんなこともあって、戦闘面はかなり楽しめるシステム/内容になっていると思いますよ。
探索
探索面においてちょろっと。
本作は、
ストーリー(イベント)の合間のタイミングで、レベル上げやアイテム回収、その他にもサイドクエスト、クリア済みステージの再挑戦などのような探索を行うことができます。
しかし、
オープンワールドではない。
これにより、物語を中断してマップをあっちこっちと歩き回って探索メインで楽しむことはできません。
その為、探索の自由度に関してはそこまで高くないと感じる人は多いかも。
ただ、先ほども言ったように元々オープンワールドではないので、”オープンワールドではない従来の『FF』という感覚で楽しむことができる”かと思います。
アクションゲームが苦手でも大丈夫?
FF16はシリーズ初の本格アクションとなったことで、
「アクションが苦手だから進められる(楽しめる)か心配」
そう思われてる人も少なくないと思います。
しかし本作は、
①攻撃ボタンを押すだけで多彩な攻撃を繰り出せる【オートアタックの指輪】
②敵の攻撃を受けそうになった時、回避できる状態であれば移動的に回避する【オートドッジの指輪】
③敵から攻撃を受ける瞬間にスローモーションになる【オートスローの指輪】
④体力が一定以上減った時、自動的に手持ちの回復ポーションを使用する【オートポーションの指輪】
⑤トルガル(狼)へ自動で指示する【オートトルガルの指輪】
こういった効果を持ち、戦闘の各種操作を手助けしてくれるサポートアクセサリが存在します。(装備すると効果が発動する)
その為、
アクションが苦手な人でも楽しみやすいよう工夫されていますよ!
ネット上の声
『FF16』のネットでの評判はどうなのか?
ということで、特に目についた良い声と不満の声をまとめておきます。
良い点
・PS5向けということもあってグラフィックは圧巻。
・ダークファンタジーで大人向けともいえる重厚なストーリーは引き込まれる。
・戦闘に関してはアクションアクションしてて神ゲー。
・召喚獣同士の戦闘が迫力満点でかなりアツい。
・主要キャラのみならず登場キャラは個性があって魅力的。
・アシストアクセサリの組み合わせで難易度調整ができる点が良い。
・アビリティやフィートの組み合わせで多彩な攻撃パターンを楽しめる。
・通常アビリティと召喚獣アビリティの組み合わせで多彩な戦闘スタイルが作れる。
・一本道だけどロケーションが豊富、また、やるべきことが明確で分かりやすい。
・バトルやイベントシーンまた演出時にロードを挟まないのでストレスフリー。
・ムービーが多すぎと言われているが、見せ方や演出が良くかなり作り込まれていて映画を楽しんでる感覚が味わえる。
不満点
・ベアラーの扱いが酷かったりと胸糞展開が結構ある。
・リアルさを表現しているとはいえ、画面が暗いシーンが多め。
・探索要素が薄く、いろいろと寄り道できるような自由度がない。
・暗い&画面揺れで酔いやすい。(画面揺れは設定で下げることができる)
・エフェクトが派手でキャラクターが何をしているか分かりづらくて見にくい。
・戦闘(アクション)とストーリー演出以外は特に目立って良い所がなく凡ゲー。
・目的地を表示させる方法はあるが、ミニマップがないのはやはり不便に感じる。
・サブクエストは会話やお使いばかりでひねりがなく、ボリュームを増やすために詰め込んだ感がある。
・ダッシュが中断されたりそもそもできなかったりする場所があり、チョコボ騎乗においても制限があるのがストレス。
・とにかくカットシーン(ムービー)が多く、ムービーの合間合間に動かすみたいな感覚になるため、操作メインで楽しみたい人には不満。
まとめ
ナンバリングタイトル初の本格アクションRPG。
そして、『FF14』をほぼ全て作り直したことで成功に導いた吉田直樹さんがプロデューサー兼ディレクターを務めたことでも話題となった『ファイナルファンタジー16』。
不満な点はそれなりにあるものの、アクションゲームとしての完成度は非常に高くて評価・評判もなかなか良いみたいですね。
そんなこんなで、個人的には、PS5を持っていて悩んでいるなら買って損はないと思う今日この頃。
最近のコメント