メトロイドヴァニアと死にゲーをうまく融合させた2Dアクションゲーム・・・すなわち!
迷路のように複雑に枝分かれした広大なマップを探索し、ボスはもちろんザコ敵でも油断
できない強さからトライアルアンドエラーを繰り返してプレイヤースキルを磨きつつ、キャラクターも成長させながら世界の謎に迫る横スクロールの2DアクションRPG。
魅力的な要素が盛り沢山で、アクション/システムはもちろんのこと、ストーリーや音楽の面においても多くのプレイヤーから高い評価を得ているタイトル『エンダーリリーズ』の続編のリリースが告知されました。
そこで今回は、Nintendo Switch、PlayStation 4/5、Xbox Series X/S、Steamで配信及び発売が予定されている新作『エンダーマグノリア:ブルームインザミスト』について軽く触れつつ、おさらいがてらに前作の魅力/特徴もチェックしていこうかと思います。
目次
エンダーリリーズの魅力/特徴
※https://www.youtube.com/watch?v=3V8AxVNJAwIより
新作の前に、まずは前作『エンダーリリーズ』の魅力/特徴を、
- ストーリー
- 探索
- 戦闘
- 育成/カスタマイズ
- 操作性
- やり込み要素
- 音楽
これらの項目に分けてまとめてみます。
美しくも悲しく切ない世界を描いたストーリー
触れた者を化け物「穢者(けもの)」へと変えてしまう「死の雨」によって滅んだ王国「果ての国」を舞台に、
ある廃教会で目を覚ますも記憶を失っている少女「リリィ」と、彼女を目覚めさせた「黒衣の騎士」が滅んだ王国を探索し、徐々に明かされていく王国の現状やリリィの使命を知っていくとともに世界の謎に迫る。
という、ダークファンタジーな世界観で描かれる重厚な物語は美しくも切ない内容となっており、他のメトロヴァニアや死にゲータイトルと比べると作り込まれている方かと!
※リリィは穢者を浄化させる能力を持つ白巫女で、世界崩壊後唯一の生き残り。
奥深いマップ探索
沢山のエリアが存在する広大マップを、ワイヤーアクションや2段ジャンプなど様々なアクションを駆使しは探索は、隠し通路や収集アイテムも豊富で面白い!
歯ごたえのある戦闘
バリエーション豊かな道中の敵もなかなかに厄介。
それに加えて、激しい連続攻撃や重い1撃を繰り出してくる個性があって強敵揃いのボスにより、一筋縄ではいかない歯ごたえのある戦闘が楽しめます。
一応、死にゲーの部類ではありますがゴリゴリの死にゲーではなく、難易度が高めのアクションRPGって感じですね。
適度な育成&カスタマイズ
敵を倒すことでステータスが強化されていく「レベルの概念」が存在するので、レベルを上げれば少しは進みやすくなります。
とはいっても、すごく強くなるわけではなく、レベルによるゴリ押しができるわけでもないという絶妙なバランスがGOODなところ。
また、装備品やスキルで「カスタマイズ」もできることで、自分のプレイスタイルに合った攻略が可能で戦闘/アクションの幅も広いです。
シンプルな操作性でヌルヌル動く系
攻撃・スキル・ジャンプ・回避・回復といった基本的なアクションが各ボタンに割り当てられており、基本的に難しいコンボや複雑なコマンド操作はありません。
その為、とっつきやすいシンプルな操作性でレスポンスもなかなかに良き。
どちらかというと、キビキビではなくヌルヌルと滑らかに動きます。
収集・やり込み要素も豊富
様々な効果を持つ装備品「レリック」をはじめ、レリックの装備枠拡張アイテム、最大HP上昇アイテム、回復量上昇アイテム、といった探索/戦闘の幅が大きく広がる各アイテムの収集。
加えて、全てのボスを撃破することで解放される「ボス連戦モード」や、一度撃破した「ボスとの再戦」ができる機能、そして、データを引き継いでより難易度の高い世界を冒険できる「New Game+」。
更には、マルチエンディング採用で3パターンのエンディングが用意されているのでやりごたえもあります。
心に響く音楽
アニメでは『攻殻機動隊』や『ゴブリンスレイヤー』。
ゲームでは『Deemo』や『Cytus』など、様々な有名作品の楽曲を担当また提供している音楽グループ「Mili」が『エンダーマグノリア』の全楽曲を担当しています。
ストーリー、探索、戦闘とどの場面においても、エンダーリリーズの世界にマッチした透き通るような美しい音楽がほんとに素晴らしい!
エンダーマグノリアについて
※https://www.youtube.com/watch?v=FePjstNDJuAより
では、『エンダーリリーズ』の続編『エンダーマグノリア』の現時点で判明している
- 舞台
- あらすじ
- スキル関連
- 音楽
- ボリューム
これらの情報を見ていきましょう。
舞台
2021年にリリースされた前作『エンダーリリーズ』の続編で、エンダーリリーズの数十年後の世界が描かれます。
舞台は、『エンダーリリーズ』の「死の雨」によって滅びた王国「果ての国」とは違い、
魔術師たちが支配し、この国の2大魔術師勢力によって生み出された人造生命体「ホムンクルス」の力によって大国へと発展を遂げた「煙の国」
となっています。
あらすじ
輝かしい未来をもたらすはずだったホムンクルスたちが突如暴走し反乱が起きたことで、魔術大国「煙の国」は混乱状態に陥る。
国の発展の源となった地下に眠る魔力資源は穢れた煙となって流れ出し地上を覆ってしまい、人々は上へ上へと逃げることに。
そんな中、下層に残された見習い調律師の「ライラック」が、とある戦闘用ホムンクルス「ノラ」と出会い約束を交わし、共に失われた記憶と大切な仲間を探す、そして王国を救う旅に出る。
といった破壊と再生、また人とホムンクルスの救済を目指す物語が描かれます。
スキル関連
スキルの習得は前作と同じく、ボスを倒することでスキルを習得できるシステム。
今作では、旅の先々で戦うホムンクルス(ボス)を倒すことで味方となり、そのホムンクルスのスキルが使えるようになるわけですね。
そして、1体のホムンクルスに対して複数のスキルが存在するようで、強化していくと最大30種類のスキルが使えるようになるらしいです。
また、最大で4つのスキルを装備できるとのことですが!
前作『エンダーリリーズ』ではスキルセットが2つ存在し、1セットあたり3つのスキルを装備可能で、実質、6種類のスキルを使い分けて戦うことができました。
それを考えると・・・劣化しちゃってる!?
まぁ良く言えば、スキルの切り替えがなくなってシンプルになっています。
ですが、もしかすると前作と同様にスキルセットが用意されているかもしれませんね。
音楽
ダークファンタジーで美しく儚い世界観はそのままに、楽曲は前作から引き続いて音楽グループ「Mili」が全曲を担当しているとのこと。
なので、エンダーリリーズ(エンダーマグノリア)の世界へ深く没入させてくれること間違いなし!
ボリューム
30種類のスキル以外にも、
様々な効果を持つ「レリック」や、その他の装備&アイテム。
加えて、前作でも魅力だった育成/カスタマイズや収集といった要素もてんこ盛りで、前作『エンダーリリーズ』の倍以上を誇るボリュームとなっているようですよ!
ちなみに『エンダーリリーズ』は、人にもよりますがコンプリートまで20~30時間ほどの適度なボリュームでしたので、それよりも長く遊べるのではないでしょうか。
アーリーアクセス配信決定!発売日はどうなる?
個人的にも気になっている『エンダーマグノリア』の発売/配信日についてですが、2024年2月27日時点では2024年内リリースという大まかな情報だけで、時期や日程は発表されていません。
ただ、前作『エンダーリリーズ』は、2021年1月21日(木)にSteamにてアーリーアクセス版が配信された後、同年にダウンロード専用タイトルとして
- 6月22日(火)Nintendo Switch、Steam
- 6月29日(火)Xbox One、Series X/S
- 7月21日(水)PlayStation 4版
の順で配信されています。
※Nintendo SwitchとPlayStation 4は、2022年3月24日(木)にパッケージ版も発売。
そして『エンダーマグノリア』は、Steam向けとして2024年3月26日(火)からアーリーアクセス配信が(ほぼ)決定しています。
これらを踏まえて『エンダーマグノリア』の発売/配信日を考えた結果・・・
前作『エンダーリリーズ』はアーリーアクセスから約5か月後に製品版が発売/配信されていることから『エンダーマグノリア』も大きな不具合/問題が発生しなければ、
2024年8月末には製品版が発売/配信される可能性が高いのでは?
と。予想していましたが・・・
2025年1月23日(木)に全機種で発売されることが発表されました!
また、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switchの国内パッケージ版(通常版/限定版)も同日発売となるようです。
まとめ
ストーリー、探索、戦闘、育成/カスタマイズ、操作性、やり込み要素、音楽など。
各要素が高水準で高い評価を得ている横スクロールの2DアクションRPG『エンダーリリーズ: クワイタスオブザナイツ』の続編。
そして、世界観は同じですが、前作とは舞台・物語・主人公が違うので前作未プレイでも楽しめる内容になっていると思われる『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』。
アーリーアクセス後は続々と情報が出てきそうですし、こまめにチェックしていきたいところですね!
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