2005年にPlayStation2用ソフトとして初登場した人気シリーズ『God of War(ゴッド・オブ・ウォー)』。
残虐/グロテスクな表現もあり!の爽快アクションを味わえる神々や怪物との壮絶な戦いが描かれた神話を題材とした人気タイトルですね。
2022年11月9日(水)には、シリーズ最新作『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク(以下、「ラグナロク」)』の発売予定されていますが、
シリーズ未プレイでも楽しめるのか?と。
今回は、この微妙に気になるかも?なポイントについて基本情報と合わせて掘り下げて行きたく思います。
※2018年以前の発売タイトルは英語、2018年以降の発売タイトルはカタカナで表記しています。
時系列について
まずは各タイトルを時系列順に並べてみます。※()は日本での発売日。
①『God of War: Ascension』(2013/03)
②『God of War 落日の悲愴曲』(2008/03)
③『God of War』(2005/05)
④『God of War 降誕の刻印』(2010/11)
⑤『God of War II 終焉への序曲』(2007/10)
⑥『God of War III』(2010/03)
⑦『ゴッド・オブ・ウォー』(2018/04)
⑧『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』(2022/11)
基本的に時系列はナンバリング順となっています。
そこに、外伝的なタイトルがナンバリングの前日譚であったり、間の話を埋めているって感じですね。
舞台の違い
※『God of War』ジャケットより
『God of War』と『ゴッド・オブ・ウォー』は、物語の舞台が異なります。
『God of War』は・・・ギリシャ神話をベースとした舞台で、策略によって自ら妻子を手にかけてしまった主人公の「クレイトス」が、復讐のために神々やタイタン族といった強大な敵と戦う。
『ゴッド・オブ・ウォー』は・・・北欧神話をベースとした世界で、神々への復讐の過去を捨てて北欧の地へと辿り着いた「クレイトス」は、失った妻の遺言を叶えるために息子である「アトレウス」と共に旅に出る。
このように、
- 『God of War』=ギリシャ神話
- 『ゴッド・オブ・ウォー』=北欧神話
という違いがあり、『God of War』の物語は『III』で完結していて『ゴッド・オブ・ウォー』では新たな物語が描かれています。
ちなみに、『God of War』で「クレイトス」が自ら手にかけてしまった妻子は、『ゴッド・オブ・ウォー』での「失った妻」と息子の「アトレウス」とは別人です。
軽くシステム面の違いも
グラフィックが綺麗になった。
操作方法が変わった。
戦闘のバリエーションや幅が広がった。
など各要素の違いは沢山ありますが、その中でも特に注目したいのはここ!!
『God of War』が見下ろし型視点に対し、『ゴッド・オブ・ウォー』は三人称視点(操作キャラクターの後方からの視点(TPS))となっている。
また、『ゴッド・オブ・ウォー』では息子の「アトレウス」が一緒に戦ってくれる。
この2点が大きな違い&新要素とも言えそうです。
最新作は前作未プレイで大丈夫?
※『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』ジャケットより
最新作である『ラグナロク』は前作をプレイしていなくても楽しめるのか?
結論から言うと・・・
微妙!!!
『ラグナロク』では、主人公「クレイトス」と息子「アトレウス」の新たな旅が描かれますが、物語自体は前作からの続きとなります。
その為、『ラグナロク』からプレイすると置いてけぼりを食らう可能性が高いです!
※一応、ところどころのシーンで前作のあらすじが軽く語られたりはする模様。
ということもあって、
物語の本筋、二人の信頼関係をしっかり理解した上で物語を追って行くのであれば、前作の『ゴッド・オブ・ウォー』からプレイすることをオススメします。
また、基本的にバトルシステムも前作を踏襲しているみたいなので、前作をプレイしているとすんなり入れることは間違いないでしょう。
まとめ
・『ゴッド・オブ・ウォー』は、過去作『God of War』とは舞台も物語も異なる。
・『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は、前作から物語が続いている。
結果『ゴッド・オブ・ウォー』は、過去作『God of War』をプレイしていなくても楽しめる。
しかし、最新作である『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は、前作にあたる『ゴッド・オブ・ウォー』をプレイしていないと充分に楽しめない内容になっている。
といえるのではないでしょうか。
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