『ぼくなつ』と『オラ夏』との違いは?自由度が低め?のめり込め…

夏が近づいて来るとプレイしたくなるゲーム『ぼくのなつやすみ』シリーズ。

ノスタルジックな気分に浸れる名作として名高い作品ですね。

そして、昨年2021年7月には新たな『ぼくなつ』・・・・『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』〜おわらない七日間の旅〜』なるタイトルが発売されました。

ゲーム野郎が見にまわってかれこれ一年が経過して全貌が明らかになった今(更)!

2022年夏本番を前に、個人的に気になった『ぼくなつ』と『オラ夏』の違いについて色々とまとめていきたいと思います。

ストーリーの有無


※ぼくのなつやすみポータルサイトより

『ぼくなつ』シリーズは、本筋となるストーリーが無いに等しいです。

しかし、プロローグや行動によって変化するマルチエンディングが存在します。

また、住人たちとのイベントが豊富に用意されているので、住人たちとのエピソードを楽しんでいく流れですね。

そんな感じで、基本的には何をするかはプレイヤー次第で自由度が高いと言える作品ではないでしょうか。

一方、『オラ夏』では。

架空の町(熊本のアッソー)で恐竜が出現したり不思議なことが起こる謎を解き明かしていくストーリーが展開されます。

その為、自由に行動できる時間も設けられてはいますが、ストーリーを追っていくことになるがゆえに行動を制限される場面もチラホラあります。

結果『オラ夏』は、自由度がそれなりにある中でストーリーを堪能したいお人にはピッタリな作品なのかもしれない!?

昭和と現代

※ぼくのなつやすみポータルサイトより

ぼくなつ』の「1」は北関東、「2」は伊豆半島、「3」は北海道であり、「1~3」はいずれも1970年代。

そして「4」は1980年代の瀬戸内海が舞台となっており、古き良き昭和の時代と田舎の風景を感じられる作品でした。

対して『オラ夏』は架空の町(熊本のアッソー)を舞台に、クレヨンしんちゃんの時代背景が再現されていることで今の時代に近い設定みたいですね。

とは言っても、高層ビルや今時の建物が並んでいるわけではなく、豊かな自然に囲まれたロケーションを舞台にしたのどかな風景が広がる現代の田舎ってところでしょうか。

時代、グラフィックによるフィルター効果は違えど田舎という部分では共通しています。

同じ夏休みでも期間が違う


※ぼくのなつやすみポータルサイトより

初代『ぼくなつ』では、グラフィックがぐっちゃぐちゃでホラー化したり、無いはずの8月32日に突入するバグがあったりしましたが・・・・

通常は、シリーズ通して8月の夏休み期間(31日間)をガッツリ遊び呆けて過ごします。

主人公である「ボク」くんは小学生ですし、宿題がごりごりあってもおかしくないと思うのですが、そんなのはほったらかしで遊びまくるのがヤバい(笑)

そして『オラ夏』では、物語のキーパーソン「あくの博士」のせいで不思議な出来事が起こる1週間を3度繰り返すループものとなっています。

ループすることでアイテムや行ける場所も増えたりするので、できることがどんどん増えていく仕組みになっています。

「虫相撲」と「恐竜バトル」

ぼくなつ』シリーズでは数々の遊びが用意されていました。

その中でも、捕まえた昆虫たちが激闘(押し合い)を繰り広げる「虫相撲」は、技の相性の良し悪しなんかもあって結構アツくなれる人気の高い遊びでしたが!!!

残念ながら『オラ夏』には「虫相撲」がありません_| ̄|○

ですが、「虫相撲」の代わりとして「恐竜バトル」という遊びが用意されており、恐竜カードを使用したじゃんけん方式のバトルが楽しめるようになっています。

恐竜カードは「チョコビ」を購入したりすることで入手できますが、チョコビを購入するには、いろんな方法でお小遣いを稼ぐ必要があります。

例:畑で育てた野菜をお店に持って行く。

こういった要素は『ぼくなつ』には無かった気がします。

で。稼いだお小遣いでチョコビ以外のアイテムも購入できるというお金の大事さを

一応『ぼくなつ』にもお小遣いがある作品はありますが、『オラ夏』の方がお小遣いを稼いで物を買うといった要素は大きめですので、そういった点も違うと言えそうですね。

感情移入の度合い

https://www.youtube.com/watch?v=vlV1kMnMuJU

ぼくなつ』は、

・「ボク」という名前。

・没個性で尖りがない。

・上田三根子さんが描く親しみやすいキャラクターが採用されており、『ぼくのなつやすみ』という作品のキャラクターである。

これらにより、感情移入しやすく没入感も得られやすい作品だと思います。

しかし『オラ夏』では、クレヨンしんちゃんの世界観で、プレイヤーは「野原しんのすけ」を操作することになります。

言ってしまえば、野原しんのすけは完全に出来上がっているキャラクターなんですよね。

しかも個性が強くて強烈です。

なので、プレイヤーが操作する野原しんのすけはクレヨンしんちゃんのキャラクターであって、プレイヤーとはまた別の存在であると感じてしまいやすい。

ゆえに、『オラ夏』の感情移入は薄めかもしれませんね。

やり込み要素

https://www.youtube.com/watch?v=vlV1kMnMuJU

『ぼくなつ2』なら「ジェットサイダーの大冠」、『ぼくなつ3』なら「国旗シリーズ」。

というような、マップを探索することで見つけられるアイテムを収集するような要素は『オラ夏』には無い模様。

しかし、『ぼくなつ』シリーズの「虫相撲」や「昆虫図鑑」にあたる「恐竜バトル」や「いきもの図鑑」はありますし、その他にも

・様々な「目標」の達成を目指す。

・「お小遣い」を稼ぎ「恐竜カード」を集める。

・全てのエピソード「夏の思い出(19種)」を回収する。

・「新聞社」の契約者数を増やして新聞社を大きくしていく。

こういった『オラ夏』ならではの適度な内容のやり込み要素があり、種類も豊富と言えそうです。(ただ、広く浅く?な印象ですm(__)m)

Switch版とPS4版に違いはある?

まとめ

『ぼくのなつやすみ』と『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』〜おわらない七日間の旅〜』の大きな違いはこんなところでしょうか。

『オラ夏』は、

朝の体操、ご飯時、自由に散歩、昆虫採集、魚釣り、その他の遊びなど『ぼくなつ』に似た部分も多くありますが、

やはり違う作品!!

ですので、『ぼくなつ』シリーズを求めているお人には刺さり切らない部分があるんじゃあないかと思います。

主題歌とかは凄く良いのですけどね。クレしんキャラでなくても?感がm(__)m

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