襲い来る機械人形から生き残るといった内容で、シンプルなゲーム性(操作)ながらハラハラ/ドキドキ/ビックリ要素をしっかり味わえる。
そんな、世界的な人気を博したスコット・カーソン氏が開発するホラーゲームで映画化もされた『Five Nights at Freddy’s』シリーズの最新作がPlayStation Plusのフリープレイに登場したということで。
今回は、『Five Nights at Freddy’s』シリーズがどんなゲームなのかや、映画版は予習が必要なのかについて触れていこうかと思います。
目次
- 1 8月のフリープレイで最新作が遊べる!
- 2 各作品の特徴/内容
- 2.1 Five Nights at Freddy’s
- 2.2 Five Nights at Freddy’s 2
- 2.3 Five Nights at Freddy’s 3
- 2.4 Five Nights at Freddy’s 4
- 2.5 FNaF World(スピンオフ作品)
- 2.6 Five Nights at Freddy’s Sister Location
- 2.7 Freddy Fazbear’s Pizzeria Simulator
- 2.8 Ultimate Custom Night(スピンオフ作品)
- 2.9 Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted(スピンオフ作品)
- 3 映画版は予習が必要?
- 4 まとめ
8月のフリープレイで最新作が遊べる!
※https://www.youtube.com/watch?v=BY9-jWQQHgwより
PlayStationの定額制サービス【PlayStation Plus】の2024年8月のフリープレイに登場した『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』は、2021年12月16日にリリースされた『Five Nights at Freddy’s』の最新作(スピンオフは省く)ですね。
本作は、閉館後の巨大テーマパークに閉じ込められてしまった少年・グレゴリーを操作して翌朝まで生き延びることを目指す内容で、これまでの機械人形の侵入を阻止するシステムとは違い、
・一人称視点で3Dのマップを探索して様々な仕掛けを解く。
・テーマパークのキャストである機械人形たちから逃げ回る。
・様々なオブジェクトに隠れる。
・館内の監視カメラで機械人形の位置を確認する。
・オブジェクトを利用してわざと物音を立てて誘導したりする。
・看板マスコットのフレディに力を借りる。
などなど。
スタミナゲージがある中で、いろんな行動をしながら進めていくという一本道のホラーアドベンチャー(ステルスアクション)、あるいは「かくれんぼ」や「鬼ごっこ」のようなゲームになっています。
もちろん捕まると即アウトですm(__)m
説明不足と感じるところはありますが、逆にそれが「どうすればいいの?」と不安感や恐怖心を煽る要素になっています。
また、お馴染みのビックリ演出+過去作とは違った追われる恐怖体験も味わえます。
この類のジャンルがお好きなお人は、フリープレイ期間中に忘れず購入(ライブラリに追加)しておきましょう。
各作品の特徴/内容
※『Five Nights at Freddy’s』より
『Five Nights at Freddy’s』シリーズは、
襲い来る機械人形から身を守る!
という一貫したテーマがあるものの作品毎にゲームシステムが異なりますゆえ、各タイトルの特徴や内容を見ていきます。簡単にまとめてます。
Five Nights at Freddy’s
・リリース日:2014年8月8日
記念すべき第1作目。
ピザ屋「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として5日間を過ごし、夜な夜な動き出し凶暴化して襲ってくる機械人形から、監視カメラ・ライト・扉の開閉を駆使して身を守る(警備員室への侵入を阻止する)。
Five Nights at Freddy’s 2
・リリース日:2014年11月10日
『1』の数年前を舞台。
機械人形を警備員室へ入れない、という基本的なゲーム内容は『1』と同じですが、監視カメラで見るべき部屋のが数や機械人形が増加。
また、扉が閉まらない且つ3つに増加していたり、着ぐるみを被ってやりすごしたり、定期的にオルゴールを巻いて鳴らさないといけないなど。
様々な要素が追加/強化されていて難易度が上がっている。
Five Nights at Freddy’s 3
・リリース日:2015年3月2日
『1』のピザ屋「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の閉店から30年後の、「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の代わりとして作られたホラーアトラクション(お化け屋敷)「ファズベアーの恐怖」が舞台。
夜間警備員として監視カメラを駆使して夜を生き抜くというのは過去2作品と同じ。
相手にする機械人形は、1体だけになっているものの、かつての人形が幻影として登場し妨害をしてきたり、機械人形の侵入経路が追加されている。
その他、店内の機械人形を誘導できる「オーディオデバイス」、止まってしまうと部屋が赤く点滅してアラームが鳴って機械人形をおびき寄せてしまう「空調設備」の管理にも気をまわさなければならなくなっている。
更には、時折、幻影によってカメラ/オーディオデバイス/空調設備がエラーにさせられてしまい、一時的に使用できなくなるので修復する必要があったりもして、監視対象(機械人形)が1体の代わりに他にやることが増えている。
Five Nights at Freddy’s 4
・リリース日:2015年7月23日
ピザ屋でもお化け屋敷でも警備員でもなく民家の一室が舞台。
過去作のカメラを駆使した内容とは異なり、部屋内を移動して部屋の左右にある2つのドアと正面のクローゼットに近づき、足音や呼吸音が聞こえたらドアを閉めたりライトを点灯させたりして人形の侵入を防ぐという音が重要なシステムとなっている。
その為、これまで以上に適切な行動&スピードが要求されるゲーム性ではある。
※部屋に入れないという面においては過去作と同様。
FNaF World(スピンオフ作品)
・リリース日:2016年1月22日
2016年1月22日に配信が開始されるも数日後にはSteamでも配信が停止となり、更新版がインディーゲーム配信サイト”Game Jolt”にて無料公開されている作品で、シリーズの全キャラクターが登場するターン制コマンドバトルのRPGとなっている。
Five Nights at Freddy’s Sister Location
・リリース日:2016年10月7日
ピザ屋「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の姉妹店が舞台で、そこの技術者として施設や機械人形のメンテナンスをすることになる。
従来のような部屋にこもって機械人形の襲撃をやり過ごすシステムとは違い、雑用ロボットの指示に従い毎晩異なるタスクを熟しながら、動き回る機械人形から逃れるといった内容。
音を立てない、機械人形と目を合わせない、隠れる、侵入阻止などのような謎解きやステルス要素、そしてこれまでにない操作が追加されており、様々なシチュエーションで機械人形との駆け引きが楽しめるようになっている。
Freddy Fazbear’s Pizzeria Simulator
・リリース日:2017年12月4日
シリーズ通しての物語の大筋のエンディングを迎える完結作的なタイトル。
過去作とは一変して、ピザ屋「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」を経営し、購入した様々なアイテムを店内に配置して売り上げを伸ばしていく経営シミュレーションになっている・・・かと思いきや。
従来のようなタスクパート(ホラーパート)も用意されており、カメラシステムではなく音を重要とし、機械をシャッドダウンさせたりする必要がある機械人形との攻防がしっかり味わえる作風。
経営パートによってタスクパートの難易度が変化するのも特徴のひとつ。
Ultimate Custom Night(スピンオフ作品)
・リリース日:2018年6月27日
これまでの作品に登場した機械人形たちが勢ぞろいするタイトルで、好きなキャラクターを選択して夜間0時~6時までのあいだ警備員室で機械人形の侵入を阻止してやり過ごす、といったシリーズ伝統のシステムを採用。
監視カメラ・ノイズメーター・オルゴール・ライト・被り物などを駆使、また、電力や換気/室温にも注意、更には様々な効果がある設備を利用しながら警備員室にある6か所の進入路から機械人形の侵入を防ぐといったもので、ゲーム内容的(システム的)には『1』~『3』を詰め込んだ感じ。
そこに、ゲーム中(カメラ切り替え時)に集められるコインを利用すること選んだ機械人形が1日出現しなくなるといった新要素が加えられている。
そして本作は、出現させる機械人形を自由に決めることができるので、いろんな構成&難易度でプレイすることが可能。
また、あらかじめ機械人形の数やレベルが設定されたチャレンジモードも用意されているので、シリーズの中でも特に長く遊べるタイトルともいえる。
Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted(スピンオフ作品)
・リリース日:2019年5月28日
原作者スコット・カーソン氏が開発・販売に携わっていないシリーズ初となるVR向けタイトル。
VR用として再調整された過去作『1』~『3』のほか、新モードの搭載で臨場感抜群の中で『Five Nights at Freddy’s』をプレイできるのが魅力。
新モードはもちろんのこと、VRによってオリジナル版とは違う一人称視点という違った角度でのゲームプレイ体験ができる『1』~『3』は、既に過去作をプレイ済みの方でも新鮮に楽しめそう。
そして、続編となる『Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted 2』が2023年12月14日にリリース(海外)されており、2024年10月24日にはPS5/PSVR2にてパッケージ版が発売される。
映画版は予習が必要?
映画版についてもやんわりと。
映画版『Five Nights at Freddy’s』は、
ほぼ原作ファンに向けに作った映画
と明言されているだけあって、原作をプレイしている人ならニヤリとできる小ネタが至るところに散りばめられているようです。
そんなことから、原作(ゲーム版)をプレイしていないと楽しめなさそう?
という理由で敬遠されている方も居るのではないか?ということで自分なりに調べてみたところ。
過去に発生した弟の行方不明事件をトラウマに抱えており仕事が安定しない、また、妹の養育権を守らなければならない。
と。いろいろ問題を抱える主人公のマイクがピザ屋「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備の仕事をはじめることになるのだが。
そこには、夜にはひとりでに動き出し、かわいらしい姿から一変して人を襲い出す恐怖のマスコット(機械人形)たちの姿が・・・
それでも、妹のためにも警備員の仕事を続けざるを得ないマイクが奮闘する。
って感じのお話(あらすじ)で、ピザ屋を舞台にマスコットたちが人間を襲う恐怖を描いたホラー映画ということだけでも知っておけばとりあえずは楽しめそう。
また、ゲームではいまいち理解しづらかったストーリーも分かりやすくはなっていみたいですしね。
ただ、結構多く出てくる小ネタ(イースターエッグ)が、原作未プレイの人たちからしたら「なんのこっちゃ?」で、本作の内容をややこしくしちゃってる要素になっちゃってるっぽい。
まぁ、上記でも触れましたが、もともと原作ファン向けの映画ではあるので仕方ないことではあるんですけどね。
なので、
前知識なしだとストーリーの大まかな流れは分かってある程度は楽しめると思いますが、「???」になる場面も多々あって十分に楽しむとなると難しいそうです。
そんなこんなで、映画は観てみたいけど原作を遊ぶのは面倒臭いな~って人は、有識者のこれを知っていると映画版を楽しめる系の動画を見てみると良いかもですね!
まとめ
今回のまとめ。
・シンプルながらハラハラドキドキをしっかり味わえるホラーゲームとして世界で一大ブームを巻き起こした。
・同じ場所から動かず機械人形の侵入を阻止するシステムからはじまり、ちょっとした移動要素や、がっつりマップ探索要素が出てきたりと、作品によってゲーム性が異なる。(VRもあり)
・8月のフリープレイには、3Dマップで機械人形たちから逃げ回るシリーズ最新作(スピンオフ省く)が登場。
・映画版は観る前に軽く予習しておくのが無難。
シリーズ初登場から約10年が経つも根強い人気を誇る『Five Nights at Freddy’s』でしが、ナンバリングの新作はもう出ないのでしょうかねぇ?
もし出るなら、個人的には『1』~『4』のように部屋に閉じこもるシステムが採用されてほしいかな!
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