Grinding Gear GamesよりPC、PS5、Xbox Series X/S向けに発売される基本プレイ無料で遊べるタイトルで、2025年に正式リリースを控えるアクションRPG『Path of Exile 2』の早期アクセス版が2024年12月7日(土)から開始されました。
そこで今回は、簡単にゲーム内容や前作からの変更点、また早期アクセス版でできることなどについても触れていこうかと思います。
目次
『Path of Exile』ってどんなゲーム?
※https://www.youtube.com/watch?v=6M_NDjlR1PEより
まずは、前作『Path of Exile』の概要やゲーム内容について。
恥ずかしながら『Path of Exile』シリーズを未プレイということもあって詳しくは語れないのですが、ゲーム野郎なりにチェックしていきます。
概要
『Path of Exile』とはニュージーランドの”Grinding Gear Games”が開発・運営する、2013年に発売された見下ろし型アクションRPGで、数々のアップデートによって無限に遊べる神ゲー(沼ゲー)へと進化を遂げた、根強い人気を誇るタイトルになります。
そしてこの度(2024年12月7日)、『1』の20年後の世界で戦いを繰り広げる待望の続編『Path of Exile 2』が正式リリースに向けて早期アクセスが開始されたって感じですね。
※20年後の世界が描かれるが前作未プレイでも楽しめるように作られているとのこと。
覚えることが多い
ゲーム自体のボリュームもそうですが、とにかく更新頻度が高い。
加えて、ビルドシステムが複雑すぎるし、その他のゲーム内知識も膨大。
そんなことから、「1000時間プレイしてやっとチュートリアル終了」、更には座学も300時間は必要なんてことも言われているようです。
ディアブロとは異なるゲーム性
ゲーム性は、レベル上げや能力/スキルを解放していき、より良い装備またビルドを構築しながらキャラクターを強化していくハックアンドスラッシュです。
ただ!
キャラ強化はもちろんのこと、大量の敵を倒しまくって高レア装備を狙うのが魅力で面白いハクスラの金字塔『ディアブロ』シリーズに見た目は似ていますが、トレハン要素は結構違うようで、
『Path of Exile』は基本的に、敵を倒してドロップアイテムをかき集める→集めたアイテムをトレードで売りまくる→売って貯めたお金で欲しいものを購入する。
という空き缶拾いのようなシステム。といっても、価値の高い物がドロップすれば一攫千金で脳汁ドパァな展開もあったりする。
また、購入以外にもクラフトで性能の良いものを作るという手段も存在します。
なので『Path of Exile』のトレハン(装備集め)は、敵を倒して欲しい装備を狙うギャンブル性の高い『ディアブロ』シリーズとは少々異なり、集めたアイテムを売買するのが重要といえそうです。
ビルド構築の幅が凄い
『Path of Exile』の最大の魅力はビルド構築。
用意された基本職業(クラス)を選択したら、そこからビルドを構築(パッシブスキルを習得)していく流れになるのですが・・・
パッシブスキルの数が膨大で、スキルツリーが蜘蛛の巣のように張り巡らされています。
その為、無限大に広がるビルド構築が可能といっても過言ではなく、各プレイヤーが異なる成長で唯一無二の個性を出せるほどのビルド構築を楽しめます。
未プレイ視点から言うと、
「プレイヤーのプレイスタイルに応じたビルドを作れるのは間違いないだろうけど、そもそも自分に合ったパッシブスギルを見つけるのがめんどくさそう(苦労しそう)。」
なんてところもありますが、そこも踏まえて試行錯誤しながら楽しむのが『Path of Exile』って感じですね。(逆に、そこが楽しめなければプレイし続けていくのは難しいかも)
ちなみに、敵を攻撃したりするアクティブスキルは、いろんな性能を持つ【ジェム】と呼ばれるアイテムをセットすることで使用できるということで、このジェムもトレハン・厳選要素となっているみたいですよ。
※『Path of Exile 2』では、ジェム周りのシステム/仕様が変更されている。
基本プレイ無料
前作そして今作ともに、基本プレイ無料で遊ぶことができます。(対応機種はPC、PS4、XBOXで、PS4版をプレイするには北米アカウントを作る必要があるらしい)
※『Path of Exile 2』は、PC、PS5、Xbox Series X/Sに対応。
で。課金要素はあるのですが、シーズンパス(バトルパス)のようなものも無く、購入できるのは見た目装備やちょっとした便利機能程度で、購入したら強くなるような
Pay to Winは一切無し。
そんなこともあって、無料でガッツリ遊べるゲームとなっているみたいですね。
Path of Exile 2の課金要素
・スキン
・ペット
・倉庫拡張
・キャラスロットの追加
・ギルドスロットの追加
・トレード出品機能の追加
上記のように、『Path of Exile 2』においてもプレイが楽になるような便利な機能や見た目装備のみであり、強い装備を買ったりガチャ要素なんてものは無い模様。
新要素・変更点
※https://www.youtube.com/watch?v=6M_NDjlR1PEより
グラフィックの向上はもちろんのこと、ジェムやスキルツリーなど複雑だった点を簡素化しつつも新要素の追加やシステム拡張。
戦闘は、前作のように大量の敵をなぎ倒す無双プレイもそれなりに持たせつつ、基本は『エルデンリング』などの死にゲーのような戦略的で手に汗握る緊張感ある戦いが展開。
キャンペーンをクリアするだけでも約50時間かかり、そこからメインといえるエンドコンテンツを楽しむ流れになるボリューム。
などにより、どの要素においてもやりごたえ抜群だといえる『Path of Exile 2』の新要素や、前作との違い(変更点)について分かる範囲でまとめたのがこちら↓
【クラス/職業】関連
・基本となるクラス/職業と、基本職から枝分かれする上級職の追加。
※基本職は、ウォーリアー、モンク、レンジャー、マーセナリー、ウィッチ、ソーサレス、テンプラー、デュエリスト、シャドウ、ハントレス、マローダー、ドルイド、の全12クラスで、上級職は各基本職に3つずつの計36存在。
・個性あるクラス/職業が追加され攻撃スタイルも増加したことで、前作とはまた違った立ち回りやプレイングができるようになっている。
【戦闘/装備品】関連
・武器を切り替えることでパッシブスキルも自動的に変更される。
・武器の切り替え時に変更されるパッシブスキルを2つ設定できる。
・特定の条件を満たすと様々な効果がオートで発動する新アイテム【チャーム】追加。
・地面を転がる回避アクションで、様々な行動をキャンセルして行える【ドッジロール】の追加。
・スタンや凍結などといった状態異常効果は敵(ボス)に蓄積されるようになり、一定値を超えると発動する。
・キャンペーン中は死亡しても経験値が減るなどのデスペナルティは無いが敵は復活、また、エンドゲームではデスペナルティが発生。
・1種類のスキルを連射するだけでなく、武器を切り替えたり、違う武器種やスキルを織り交ぜたコンボのような攻撃も可能になっている。
・ライフとマナに加えて、召喚ミニオン・バフ・オーラなどの持続効果系スキルなどに使用される新たなリソース【スピリット】が追加。
・前作では様々な【フラスコ】が存在したが、今作ではライフを回復する【ライフフラスコ】と、アクティブスキル発動時に必要なマナを回復する【マナフラスコ】の2種類のみ。
【スキル/ジェム】関連
・武器ごとに使用できるスキルが用意されている。
・スキルジェムの原石をカットすることで好きなスキルを獲得できるようになった。
・240個のスキルジェム、200個のサポートジェムが存在し、システム側がおすすめするサポートスキルの組み合わせも表示できる。
・今作でも膨大な数のパッシブスキルによるスキルツリーは健在で、そこを更に強化・拡張しつつ簡素化もされており、システム側のおすすめも表示できる。
・1つのアクティブスキルに最大5種類のサポートスキルをセット可能となり、サポートスキルは前作以上に様々な性能・効果を持っているのでアクションの幅が各段に増加。
・前作はスキルジェムを装備品のスロットにセットしてスキルを使用するシステムですが、今作は新たに追加されるスキルメニューにあるソケットに装着するシステムとなっている。
上記以外にも、売買またパッシブスキルの振り直しなどに必要となる新たな【通貨】の追加や、戦闘面においては細かな変更が行われているみたいです。
早期アクセスでもボリューム満点
2024年12月7日(土)より開始された早期アクセスでは、
ウォーリアー、モンク、レンジャー、マーセナリー、ウィッチ、ソーサレス。
この6クラスの中から選択して、キャンペーン全6章のうちの3章をプレイすることが可能となっています。
※3章クリアには約20時間~30時間ほど掛かるくらいのボリュームなんだとか。
そして、今作はレベル65からエンドコンテンツを開始できるらしいのですが、普通に進めると3章分だけではレベル65まで達せません。
そこで早期アクセス版では、3章を完了させるとステータスを引き継いだ状態で高難易度版をプレイできるようになっており、難易度版を進めてレベル65を目指す流れです。
晴れてレベル65になればそこからエンドコンテンツを楽しめるわけですが、早期アクセス版にはエンドコンテンツが丸ごと実装されているとのことなので、ガッツリ&思いっきしやり込めそうですね!
また、シングルプレイはもちろんのこと最大6人での協力プレイにも対応、更には、異なるプラットフォームでのクロスプレイにも対応しているのも嬉しいところではないでしょうか。
ちなみに、キャンペーンの4章~6章は早期アクセス中に実装予定とのことなので、最終的には正式版がリリースされる前に早期アクセス版で全てのコンテンツが遊べるようになる
みたいですよ!
【補足】
2025年にリリース予定の正式版は基本プレイ無料で遊べますが、早期アクセス版を遊ぶには『Path of Exile 2』サポーターパックを購入する必要があります。
まとめ
早期アクセスの開始初日から同時接続者数が45万人を突破し、早期アクセスの時点でボリュームが凄いとの声が多く上げられている中。
正式版では更に約2倍ほどのコンテンツ量を誇ると言われており、基本プレイ無料を域を超えている圧倒的ボリュームと練り込まれたシステム&ゲーム性で今大注目の人気アクション(ハクスラ)RPGである『Path of Exile 2』。
個人的にはPS4にも対応してほしかったぁ( ノД`)シクシク…
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