農林水産省の公式ホームページが~とか、令和の米騒動だ~とか、何かと話題となっている『天穂(てんすい)のサクナヒメ』ですが、
シミュレーションとアクションのどっちのジャンルが好きな人向けなのか?
そんな疑問に対して今回は、ゲーム野郎が思うこんな人におすすめ!といった内容についてチェックしていこうかと思います。
地道にコツコツ
「田植えをしますか?」
この質問に対して「はい」と答えると、自動的に一瞬で苗が植えられて完了する。
このように、1つ1つの工程をコマンドで選んでいくタイプのシミュレーションゲームは結構あったりします。
それはそれで適度に簡略化されているので、物づくり(1つの工程/要素)をしている感が味わえてプレイもしやすいですよね。
一方で本作は、
苗を1つ1つ植えていくことになり、苗と苗の間隔などもプレイヤー次第。
苗自体も、種の選別をして育てなければならないし、畑だってカッチカチの土だと使い物にならないということでクワで耕す必要もある。
というように、
数多い様々な工程をプレイヤー自らが操作して完了させていかなければなりません。
そして、出来上がったお米には「品質」や「量」といった要素もあって、天候や出来上がるまでにプレイヤーがやってきた作業に影響されます。
その為、「ここまで細かくなくてもいい」とか「めんどくさい」と思ってしまう人もいるでしょうね(;´∀`)
ですが、このレベルの日本伝統の米作りを深く学べ体験できるゲームは他にないといっても過言ではないので、
・何かにコツコツ取り組むのが好き。
・同じサイクルを繰り返すような作業ゲーが得意。
・追求しがいがあってとことんやり込めるゲームが好き。
こういった方は是非プレイしてみてほしい!
あと、ジャンルでいうとシミュレーションはもちろんのこと、ストラテジーが好きな人にも刺さるかも!?
ちなみに、コツコツと言えばお米作り以外にも、「夕餉(ゆうげ)」を作って探索に役立つ追加効果を付与したり、武器や装備品を作成するのに必要な素材を探索で集める要素もありますよ!
簡単操作で爽快アクション
本作の戦闘は、
軽快に動く横スクロールアクションで比較的簡単な操作でプレイできる為、いろんな人が楽しみやすいのではないかと思います。
だからと言って超シンプルという訳でも無く、
通常攻撃では、打ち上げや叩きつけにジャンプ攻撃などの豊富な攻撃手段がある。
プレイヤー好みの武技(スキル)をセットして、強力かつ多彩な攻撃を繰り出すことができる。
「羽衣」は、壁に貼り付けて移動するだけでなく、敵に貼り付けて引っ張る、ふっ飛ばす、弱体効果を付与するなど移動と攻撃の両方の使い方ができる。
などのように、通常攻撃・スキル・羽衣を活かしてコンボを繋げたり、強力な敵(ボス)に対していろんな戦法をとれ、属性の概念も存在したりします。
そんなこともあり、適度な戦略性を持ち、コツやテクニックもあってアクション性が高く爽快感も味わえる戦闘だと言えることで、
・爽快コンボ。
・豊富な立ち回り。
・横スクロールアクション。
これらの要素を持つアクションゲームを求めている方にもおすすめかな!
雰囲気抜群!
風景はもちろんのこと、カエル・鳥・虫の鳴き声がとにかく心地よすぎます!
※ゲーム野郎の実家の裏には田んぼがあるんですが、そこで鳴いているのか?と錯覚してしまうほどリアル。
また、季節によって夜は蛍の光が見えるなど、ゲーム内の時間や季節で演出にちょっとした変化があるというのも凝ってて素晴らしいところですね。
特に、拠点となる「我が家」での夕方の日の光を受けた風景は美しく、優しくて穏やかな気持ちになれること間違いなし!?
こんな感じで、どこか懐かしさを感じられる「和」の雰囲気が演出されていることもあり、ゲーム野郎のように、
・癒されたい。
・「和」を感じたい。
・ノスタルジックな気分に浸りたい。
こういった、雰囲気のある(良い)作品が好きって方にもピッタリな作品かもしれませんね!
まとめ
自由度が高くてやり込み甲斐のある奥の深い「米作り」。
そして、素早い通常攻撃や武技&「羽衣」の技を駆使する横スクロールの爽快コンボアクション。
更には、和のテイストでどこか懐かしく、ほっこりさせてくれる数多くの要素。
などのような魅力が詰まっており、心温まるストーリーが描かれ、個性的なキャラクターたちが登場することも忘れてはいけない『天穂(てんすい)のサクナヒメ』は、
正直に言うとクセはある
と感じます。
ですが、上記で「こんな人におすすめとして挙げた内容や要素」に当てはまっている人はプレイしてみる価値はあると思いますよ!
引用・出典元:『天穂のサクナヒメ』より
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